奇跡

□キセキのクリスマス。
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7時15分、全員がたどり着いた。
恋人に集められた6人は驚いた。

「あ!!青峰っち!!火神っちも!!!」

「んでお前らが!!?」

「やぁ、久しぶりじゃないかお前たち」


久々の再会に喜んでいた。

そんな時

「おーい!!!!」

と屋上から声が聞こえ
同時に皆が顔をあげた。

そこには柵から身をのりだし
拡声器を使う笠松と横で笑う高尾、
近くには黒子たちの姿が。

「センパイ!!?落ちるッスぅうう!!!!!」

真っ青になりながら大声で叫ぶ。
だが笠松には聞こえておらず…。

「今から鬼ごっこするぞー!!!
お前らが鬼で俺らを捕まえろー!」

そう言うと高尾に拡声器が渡される。

「俺らはこの校舎と
運動場、体育館だけで逃げっから!!
ちなみに自分の恋人を
追いかけなくても構わねぇよ!!!
その代わり、後が怖いぞーw」

途中でブフォッと笑いだし
拡声器がまた笠松に渡る。

「今は22分だから…25分に鬼は捜すのを開始、10時までに捕まえてみろ!!」

ニイッと笑い笠松らは屋上から
姿を消した。

突然のことで着いていけないのか
目を丸めている5人と真っ青なまま
屋上を見つめる黄瀬。

……そして25分になりハッとした
緑間がボーッとしたままのメンバーを
呼び戻し作戦会議が開かれた―――。






















12月24日
恋人たちが賑わう日に鬼ごっこstart
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