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□待って美味しくない
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寮、食堂にて。
｢室)敦…どうしてだ…｣
｢紫)…室ちんがどれだけやっても
俺は断るつもりだから。｣
｢室)っ…いい加減にしてくれ…｣
｢紫)は…？いい加減に
してほしいのは俺の方だよ。｣
｢室)…そんな奴とは思わなかった…｣
｢紫)あれ…？変な期待されちゃ
困るんだけどー。｣
｢室)俺は!!…俺はっ…ただ敦のことを
思って…!!｣
｢紫)あのさー室ちん…。
はっきり言って迷惑だから｣
｢室)ｯ……｣
｢紫)俺がどうしようが俺の勝手。｣
｢室)俺たちは…
恋人じゃなかったのか……!!?｣
｢紫)恋人だよ？
でもこれとそれとは話は別だよ｣
｢室)……分かったよ敦…
やっぱりそうなんだね……｣
｢紫)……。｣
｢室)敦の言いたいことは
よくわかった…
でもｯ…最後に聞くよ…？
本当に…本当に
ニンジン食べる気ないんだね…!?｣
｢紫)食べないよ。｣
｢室)そっか…残念だよ…｣
｢紫)大体ニンジンなんて
ウサギの食べ物じゃん。｣
｢室)ポニーも食べるんだぞ？｣
｢紫)うわ、食べる気失せた。｣
｢紫)え？喧嘩？｣
｢室)ただたんに敦の好き嫌いの
克服してるだけだよ？｣
｢紫)室ちんと喧嘩するわけ
ないじゃん｣