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□ハイスペック流星
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『――今日のラッキーアイテムは星!
一番大切な人と過ごすと良いかも!』
――――シャコシャコ…と
歯を磨きながらおは朝の占いと
ラッキーアイテムを確認する。
今日のラッキーアイテムが星の高尾は
緑間にすすめられて、
渋々見ることにしたおは朝。
始めは疑っていたが今となれば
欠かさずに見るようになった。
ペッと口に含んでいた物を吐き出し
冷たい水で口を洗う。
｢星かぁ…。｣
星のアイテムなんてあったかな？と
部屋を探し回る。
すると部活中にするカチューシャに
小さな星が付いていた。
いつも適当に取って買っていたため
星があることに気が付かなかった。
少し感動しながらカチューシャ装着。
他にもないかな…と探すと
割りと沢山見つかり全て身につける。
時間がヤバいことに気づき
慌てて家を出る高尾。
そのとき付きっぱなしだったテレビで
天気予報がされていた。
いつの間にかホークアイを使って
テレビを見ていた高尾は
目を見開くととても嬉しそうに
家を飛び出した。
『……本日は晴れでしょう!
見てくださいこの青空!!
そんな晴天の今日は
待ちに待った――――――』