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□美味しいんでしょ?*
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「…ちょ……、アツシ…!」

夕食を済ませた後無理矢理手を引っ張られた氷室。行き先は自分の部屋、
紫原の目は欲望に染まっていた。

玄関のドアに押さえつければ
逃げ出せないように足と足の間に膝を入れて妖しげに笑う紫原。


「室ちん、ヤろっか。」

「…ま、待てアツシ、中に入ろう。
ここでは冷えるだろう?」

冷や汗をかきながら無理矢理笑顔を
作る氷室は紫原の腕を掴む。
紫原は一瞬考えるような
素振りをするも「ヤダ」の一言で
意見を切り捨てた。

「んッ…!!」

それでもまだ嫌々と言う氷室に少し苛立ったのか唇を重ねた。そのまま啄むようにしながら深いキス。

「あッ…ふ…ンゥッ」

「室ちん感じてんじゃん、」

「…っ!?」

離しながら言う紫原の言葉に赤い顔をした氷室が慌てて見るとうっすらとだがズボンにテントができていた。

あわあわする氷室にクスッと笑えば
耳元で「責任とろうか?」と
挑発的に誘う紫原。

恥ずかしそうに手で隠しながら
小さく頷く氷室に満足した…。

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