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□さくっと美味しい君
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紫原敦side
「お菓子と室ちん?そんなの室ちんに
決まってんじゃん。」
お菓子より室ちんの方が大事。
「バスケしようって言うときは嫌だけど室ちんの方が大切。」
ずーっと飽きもせず
俺をバスケに誘ってくるんだ。
誘ってくれるときは
ほんのちょっとだけ室ちんがいるなら
バスケしてもいいって思える。
「いい加減お菓子もほどほどにな?」
…まるでお母さん。
昼休みになれば然り気無くサラダ
渡してきたり、
ニコニコしながら食べるとこ
見てきたり。
室ちんがただ単に物好きなだけかも
しれないけど、ね…。