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□痴話のケンカ
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――――…火神と黒子が喧嘩した…。
野蛮な喧嘩ではない。
痴話喧嘩であった。
やっぱり黒子を鳴かすのは
俺だけだ…など、
火神くんを気持ちよくさせるのは
僕だけだ…など。
前光の名言を真似て言うのである。
始めは辺り一面お花畑だったのだが
途中から不満を言いだし
喧嘩になったのである。
―――…部活前に喧嘩したのだが
部室に入ってきた火神と黒子の様子が
おかしいことに気づいた日向が
一時休戦を命令し
部活中は必要最低限しか
話すことはなかった…。