青春
□コンビニとコンビになった
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「よぉ、火神。」
「伊月先輩…!!こんばんはっす。」
――――欠かさずに買っている月刊に手を伸ばし、他に何か買うものは…と探していた火神に正面から歩み寄ってきたのは伊月だった。
伊月宅から一番近いコンビニは
偶然にも火神宅からも近かった。だが今日こうして逢うのは始めてである。
体育館が午後から
バレー部が使うことになり
部活は午前で終わった。
そしてネタ帳のページがないことに
気づいて買いに来たところ
火神を見つけた、ということである。