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□ハイスペック高尾
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「俺の瞳はもうなーんにも見えない。
真っ暗な世界に閉じ込められてる。
でも真っ暗な世界でも俺には
分かるよ。
今、泣いてるだろ。
真ちゃん泣いちゃダメっしょ。
光が弱いと影は
もっと弱くなるんだぜ?
真ちゃん泣くと俺はツラいよ。
俺はもうバスケできないから
真ちゃんの隣にいれない。
だから真ちゃんは
俺の分まで頑張ってよ!
光が頑張ると影は張り切る!!!
真ちゃんはもう一人じゃない!
俺も、先輩もいるじゃん!!
俺にも真ちゃんたちがいるよ
影なりに応援してッから!!!!」
――緑間は強く高尾を抱き締めた…。
ねぇ?真ちゃん?
おれ、全然恨んでないよ?
真ちゃん、俺ね
少しの間だったけど
真ちゃんの影として
真ちゃんとバスケできて・・・
ホントよかった……!!!!!