Book 短編
□一緒に
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「ぎゃははははははは」
ジェ「…はあ…」
今アイドルとは思えないような笑い方をしてアイドルとは思えないバカなことをやっているであろう人物は他の誰のでもない私の旦那様
ジェ「ほんとばかね…」
今日は何人か休日で私は部屋のベッドで横になって雑誌を読んだりのんびり過ごしていたら部屋が違うってのにやつらの笑い声が私の部屋まで聞こえてくる
ジェ「どんだけよ……せっかく二人揃って休みなのに」
最近は過密スケジュールでなかなかお互い休みが一緒にならないのにせっかく一緒になってもユリはユナと部屋で楽しそうだし…
雑誌の内容なんてちっとも頭に入ってこないしそんなのどうでもいい。
ただ機械みたいにページをめくってその事ばかりが頭を巡ってる
ほんとはユリと一緒にいたいのにそんな恥ずかしい事本人に言えるわけがないし…
ジェ「はあ…ほんと素直じゃないな」