長編「必要ですか?」
□第4話 〜再会〜
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【鈴木side】
翌朝…6:00。
「ふぁぁ…よく寝たな…」
俺は着替えてリビングに行くと何人か起きていた。
「友真!おはよー!」と彩佳。
「おっやっと起きたんだ!」と才加。
「友真副支配人♪寝癖立ってますよぉ!」と頭をなでる生来。
少し戸惑いながら生来に聞いた。
「ありがと…あっあとみんなおはよ。あれ?莉乃とみなみは?」
「あたし起こしてくる!」
生来が起こしに行った。
「彩姉…飯作るよ。」
「大丈夫!今日はもうできたから♪」
「めずらし…イタッ。」
「余計なこというなっ!」
「ごめん。」
「楽しそうだな。はははっ!」
そのうちに莉乃とみなみが起きてきてみんなで朝食食べていた。
「食べ終わったら行きますからね!」
莉乃とみなみと生来が
「「「はぁい」」」
その後、食事も終わり…俺は身支度をしている。
「さて…きょうもがんばるか。」
すると俺の部屋にノックをされた。
「友真さん!莉乃です!行きましょうよ!」
「行きますか!」
今日は3人と一緒に行くために俺の車で行くことになっていた。
「いい車ですね!」
「まぁ…大きい車がよかったからね…」
俺は少し言葉を濁した。
「じゃ…じゃあ!行きますか。」
みんな車に乗り込み、みなみ、莉乃の順に送りながら、一応母親に挨拶などをしていた。
「ふぅ…生来、お待たせ。じゃ劇場で着いてくる?今日は平日だから公演が夕方だけだしどうする?」
「いいですよ!ついて行きます!」
「なら行きますか。」
俺は劇場に車を走らせる。
車内でも生来と楽しく話をしていた。