間違い探し

□STORY6
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春ちゃんとしばらく色んなお話をした。


要「すいません、待たせましたか??」


教室から出てきた塚原君たちは何故か祐希くんの頭にたんこぶ…


「浅羽祐希くん、頭大丈夫??」


すると浅羽祐希くんは、はっとしてそっぽを向いた。


祐希「やっぱりわかるんですね…」


悠太「すごいよね、俺がここにいても祐希をオレと間違える人よくいるのに…」


「…全然違うんだけどね」


なんというか、雰囲気というか
感覚的に違う。


春「きっと名無しさんちゃんさんは周りのことによく気がつく人なんですよ!!」


手をグーにして言う春ちゃん。
目がキラキラしてる。


「春ちゃんもそうでしょ??周りに気を遣う…」


多分心配性なんだろうな…


祐希「待って。
名無しさんちゃんさん…??」

要「春…ちゃん??」


悠太「なんで名前呼びなの。」


あー、そっか。

「えと、じゃあ、悠太くん、要くん、祐希、ね」


敢えて祐希くんだけ呼び捨てにしたら案の定
ぴくっと反応した。

祐希「…まぁ、いいけど。」


…なんだかなぁ


「いいんだ…」



読まれてる気がするな。
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