動物系男子。
□猫系男子。
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猫系男子とジャージ
貴女side
只今、部活真っ最中でございます。
でも私は泳げません。
渚「名前ちゃん水着もジャージも忘れて〜♪」
「うっ…歌うなーーーー!!」
そうです。
水着もジャージも忘れてしまいました。
体操着は持ってるけどね!!
渚「えー。ケチんぼだなぁ…あ!まこちゃんとはるちゃんだ!!おーい!」
真琴「渚、今日は早いね」
渚「え〜…そう??」
真琴「じゃあ始めるか!…あれ?名前、水着忘れたの?」
「…うん。」
真琴「そっか、それじゃ仕方ないね。あ、その格好で泳がないでね!?」
「わかってますーだ!!」
どんだけまこ君は私の事をバカにしてるんだ。
真琴「ごめんごめん(笑)バカにはしてないけどほら一応、ね?」
「ね?じゃない、ね?じゃ!!いや、少し可愛かったけども。」
そんなことを言う私に真琴は苦笑いをしながらプールに飛び込んで行った。
渚「怜ちゃんも、ほら!いくよ!!」
怜「あ、はい!」
江「皆さん今日も張り切ってますね!」
「うん、そうだね!」
皆、いいなぁ。
楽しそう…
江「さぁ名前先輩!タイム測りますよ!」
「ほーい」
江ちゃんからストップウォッチを貰い、まずは怜のタイムを測った。
怜「…全然伸びてませんね…」
確かに、怜はあまりタイムが伸びてない。
「うーん…もっとこう、自由に!!こう、ひゅーんって」
こう、こうして、って私がプールサイドで泳ぎの真似しながら言う。
怜「すみません。全然わかりません。むしろ怖いです。」
「えー?だから、こうだっ…!?」
バシャンッ))
あ、やっちゃった。
私、見事に落ちました。
プールに。
怜「名前先輩!大丈夫ですか!?」
渚「あっはは!今のすごい面白かったよ〜!!」
「ありがとう怜くん。なぎ君は…笑うなーーーーー!!!」
渚はツボったらしい。
真琴「だから、泳ぐなって言ったじゃん…はぁ…」
「おっ泳いでないよ!!怜君に泳ぎ方を教えてたら…」
怜「僕のせいですか!?」
うんしょ、って言いながらプールサイドに上がる。
江「あっ名前先輩!下着が…」
…透けて見えてる!
マジか!いや、別に減るもんじゃないし、いっか。
真琴「いや、よくないから!ジャージは?」
「夏だから体操着でいっかなー?って。」
真琴「えぇーーーじゃ、持ってないの?」
遙「…」
遙は何を思ったのか更衣室へ戻ってしまった。
そして、出てきたと思いきや
バサッ))
「…!?」
頭に向かって勢い良くジャージを投げつけられた。と同時に遙はまたプールへ飛び込んで行った。
遙「それでも着てろ。」
といって潜ってどっかいった。
「ふふっありがと、はる君!」