十二神将

□バレンタインなので
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パジラモン×サンティラモンver

「サンティラモン」
ふとパジラモンに呼ばれたサンティラモンは「なあに?」と可愛く返事した。
「可愛い!抱き締めていい?」
「ん〜良いよ!」
承諾を得たパジラモンはぎゅっと抱き締め、サンティラモンの頭にずぼっと被せた。
「パジラモン?」
サンティラモンが疑問に首を傾げるとパジラモンは優しく微笑んだ。
「今日はね、バレンタインでしょ?だからあげるわ」
自分の手鏡をサンティラモンの頭を写すと白の毛糸で作られた猫耳帽子が被せられていた。
「パジラモン、これ可愛い!あったかーい!ありがとう!」
「良かった!本当はチョコにしようかと思ったんだけど、今年は寒いからこれがいいかなって。あと甘いものよりつまみ物が好きだったわよね?」
「うん!ビーフジャーキとかスルメとか、柿の種が好き〜」
「何で酒のつまみとか好きになったのかしら」
「パジラモン?」
「何でもないわ。あ、つまみ物が良かった?」
「つまみ物何時でも食べられるもん!こっちが嬉しい!本当にありがとう!」
満悦の笑顔でパジラモンにすりつくと、パジラモンは余りにも可愛くて再び抱き締めた。
「もぉー、この子本当に可愛い!」
手作りした帽子を見て良かったと嬉しく微笑んだ。
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