十二神将

□午の年だから
1ページ/8ページ

大晦日の夜、後3時間で元旦になり、巳年から午年に代わる頃、インダラモンは耳を疑っていた。
「サンティラモン?今なんて言った?」
「うん!おれインダラモンと寝たい!」
笑顔で言われたその言葉でインダラモンは硬直していた。サンティラモンからそんなことを言われるとは思わなかった。
「サンティラモン…良いのか?」
恐る恐る聞いたらサンティラモンはにこりと頷いた。
「そうか…そうか!」
歓喜な声をあげるとサンティラモンを強く抱き締めようと手を伸ばした瞬間、何かがサンティラモンの横を素早く通り抜ける。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ