氷天

□第一章 紅鷹と雷帝と風神
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「氷穿突!」
その声と同時にララがアーシャの上から退いた
『サ、サーガさん…』
「お前の相方はもう倒されたぜ?」
「例え二人でも無理、捉えられないよ?」
俺たちだけならなとサーガが言うとララは何かに気付き、素早く横っ飛びするとそこに大剣が地面を砕いた
『貴方は…』
「サーガ…オフの時に呼ぶのは止めてくれ」
「リオ、お前しかあいつに対抗出来ないだろう」
信用すんのは嬉しいけどよぉ…と大剣を肩に担ぎ、俯きながら顔を手で抑えるとギラとララを金色の目で睨む
「リオ=グランデが相手は流石に辛い」
「さいですか、紅鷹のララ=フェルさん」
少し驚いたララだったがまたキクテと呟くと一瞬で消えた
リオは此方を見るとさっきは凄まじい殺気を出していたのか問いたくなるほど満面の笑みで
「うおっ!?」
『きゃっ!』
二人に抱きついた
「いやー良かった良かった、二人無事で」
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