氷天

□第一章 紅鷹と雷帝と風神
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アーシャは剣を振るが空を斬る
ララは素早くアーシャの後ろに回ると蹴り飛ばした
『つっ!』
「遅すぎる、貴女じゃ私は捉えられない」
『まだ…まだぁ!』
落とした双剣を拾い、攻撃するがララに見切られ、最低限の動きで傷ひとつ無くかわされた
『双剣・逆撫で!』
最初に振った剣とは逆方向にもう片方の剣を振る
ララはそれに驚愕したのかかわし損ね、頬に切り傷を作った
『派生・交牙!』
逆撫でで腕を交差させてそこから素早く派生技を放ち、交差斬りをする
ララは小さくキクテと呟いた
『え…?』
ララは消えて気が付いた時にはアーシャは組伏せられていた
「言ったでしょ?捉えられないって」
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