氷天

□第一章 紅鷹と雷帝と風神
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「無事だと?」
「おお、説明しないとな」
リオ曰く火之から通信用式陣で連絡が来て、何か盗賊のアジトが砲撃されそうだったと言った話を聞かされたらしい
『そういえばまだ灯之火と言う方の話を聞いてません』
「そのうち面倒な依頼片手に来るから待てば会える」
『え…?』
どういう人なんですか?と聞こうと思った矢先、後ろのアジトが爆発した
三人共顔を会わせたあと無言でその場を離れた
『帰ってこれました!』
「だな」
サーガが短くアーシャに返事をして《氷天》のドアを開けると
「サーガ〜!」
物凄い勢いで突進してきたのをサーガとリオがかわすとアーシャに直撃した
『あふっ!?』
「サーガ…ってアーシャじゃん!」
もう一人の健康体〜♪とアーシャに頬擦りしている緑髪の女性をリオは片手でひょいと持ち上げてアーシャから離す
「アーシャ気絶してんぞ?」
「あ…」
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