氷天

□序章 氷天のギルドマスター
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「悪いけど仇討ちさせてもらうわ」
声質からしてララと呼ばれてた方があり得ない速度でアーシャに近づき、膝蹴りをする
『わわっ!』
素早く身を捻り、かわすアーシャに追撃をかける様にネイネと呼ばれた方が剣を振る
「隙だらけです!」
「くそ狼ぃ!」
ネイネの剣をサーガが素早く剣で弾き返す
それに合わせてララの蹴りがサーガに迫るがアーシャがララに足払いをかけた
「くっ!」
ララが体勢を建て直しつつ、後方に下がると同時にサーガがネイネの防御を崩した
「しまっ…」
『双剣…』
アーシャが技を叩き込もうとした瞬間、ララが素早くアーシャの肩を掴み、壁の穴目掛けて投げた
「ネイネ!あっちは任せて!」
「わかった!」
構えを取り直したネイネが返事をしたと同時にララは消えた
森の中…
アーシャは戻ろうと走っていたらララを見つけて剣を抜く
『どうやら私の相手は…』
ララの蹴りに合わせてアーシャは相手に蹴りを出す
二人の蹴りはぶつかり合って風を起こした
『貴女なんだね』
「ええ、その通り」
ララは素早く距離を取ってから双銃を取りだした
「手加減しない…ってかできない」
『期待してない』
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