内緒の時間

□異世界トリップ
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「順当に剣士?」
「当たり前。前衛しかないしね、俺。」
「霧澤は?」
「踊り子。」
「そ、そこ魔術師とかじゃないの?」
「いや、調べたら踊り子装備、魔術師対応してるのよ。いくつか武器があって、どれも二つ。双剣士になれば剣舞が出来るけど、後。まずは回避と近接、軽い魔術が出来る踊り子が良い。」
「あー、なるほど。沙々羅は?」
「私は鍛冶師なんだけど、鍛治職イコール戦士みたいな所があるの。バトルハンマーで重装備にはなるけど、その分体力と力、防御が高いの。」
「慣れればタンク装備も出来そうだね。」
「うん。むしろそう思って最初に大盾にしたんだ。」

バトルハンマーと盾…
結構怖くない?

「でも片手で振れるよ?」
「お、おう…」
「近衛君は?」
「回復術士だな。慣れねぇと怪我しまくりだろ。錬金術へのクラス変えは回復術を使い込んでからだな。材料がなきゃ錬金術士は機能しねぇ。錬金術士、魔術も使えるから。」

確かに。

「まずは見極めて避ける、反撃を目指そう。」
「うん。幸い回避は私高いから囮とかそういうのは任せて。注目集められるし。」
「それは?」
「チャクラムと短剣。今はね。途中で魔術師と剣士にクラスチェンジして、また踊り子に戻る。その二つを取らないと武闘扇に変えれないんだ。扇は魔術師の杖の代わりになるし、近接で斬ると打撃も付くから。」
「で。お次の目的地…ここだね。」

それにしても…踊り子衣装軽くてヒラヒラは良いんだけど露出凄いわ。

「そう、だね…」
「?」
「羨ましいよ…」
「そう?」

大きくても困る事だらけだよ?

「…嫌味…?」
「霧澤の場合違うだろ。」
「あはは…」

受付に行って。

「登録したいんですが。」
「ああ、はい。(うわっかっこいい!)」
「…んー…」

いっぱい書く?

「(美人!!の、上に胸デカい!!)」
「名前と年齢だね。スキルとかは?」
「ああ、魔道具を通しますので大丈夫です。パーティー登録も一緒に出来ますよ。」
「じゃあこの四人でお願いします。」

これで良しっと。

「水華ちゃん髪の毛長いね?」
「ああ、家族が切らせてくれなかったのよね。」
「へえー…」

でも露出で言うと鈴香もだよね。

「ボトムタンクに繋ぎ、グローブでしょ?ゴーグルしない?」
「ああ、これは採掘の時に使うんだって。防御系スキル取れてくと盾もそう要らないみたいだし。」
「でも持ってた方が良いんだね。」
「うん。」
「良し。登録出来たぜ。」
「まずは依頼をこなして行こう。」

うん。
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