婚活?
□蒼井君と仲良くしよう!
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「家、近いんですか?」
「え、あー…うん…」
「…なら、一度駅に行きましょう。」
「駅?」
「一駅位なら歩いて戻って来れるでしょう?だからどっちでもいいから近い方の一駅に乗って、一番良いのは駅が二つ位あると良いですけど…乗り換える時間とかで稼げるから。」
「????」
「それで別の所に行った、って見せかけるんですよ。別の駅なら別方向から帰れるし。」
「っ!!なるほど!」
向こうがタクシーならね。
これなら私もお金使うから逃げ…
「じゃ、行きましょう!」
「って、このままですか!?」
「勿論です!!」
結局連れ回され…
東京の駅訳分からん!!
うう…切符を払わせてしまった…
「…うん、タクシー居ない。良かった!!」
良かった。
でも私はいつ逃げれるのか!?
「はい、もうすぐですよー!」
何で楽しそうなんですか!
もう…可愛いなぁ…
じゃなくて!!
確かに電車でたくさん話したけど…
「よし、タクシーいない。ここ。」
でかい!!
さ、流石です…
で、本当に家に収容されました。
「充電。」
「え?」
「スマホ、切れてる
んでしょ?」
「まぁ…」
「だから、充電器。」
なんか歳近いとか、ゲームの話しとかで仲良くなりましたけども。
「…これ…」
「はい。これでよしっと。じゃー軽くなんか食べよー。」
嬉しいけど!!
複雑…
「おにぎりおいしい…」
「コンビニ寄っといて正解だったねぇ…」
時間も遅くなってしまったので、駅ナカコンビニでちょっと買われました。
た、たくさん買ってるし…
特にデザート…
「僕ねー、これ好きなんだー。」
「ふぇー…」
「水華は?」
「私はあんまりあのコンビニ使わない。」
「えー?」
「家の近くとかにあのコンビニない。別の。」
「そうなの!?」
「うん。」
色々話して呼び捨てですよ。
早いよ。
…そういうもんでしょうか…