婚活?

□蒼井君と仲良くしよう!
3ページ/27ページ

「家、近いんですか?」
「え、あー…うん…」
「…なら、一度駅に行きましょう。」
「駅?」
「一駅位なら歩いて戻って来れるでしょう?だからどっちでもいいから近い方の一駅に乗って、一番良いのは駅が二つ位あると良いですけど…乗り換える時間とかで稼げるから。」
「????」
「それで別の所に行った、って見せかけるんですよ。別の駅なら別方向から帰れるし。」
「っ!!なるほど!」

向こうがタクシーならね。
これなら私もお金使うから逃げ…

「じゃ、行きましょう!」
「って、このままですか!?」
「勿論です!!」

結局連れ回され…
東京の駅訳分からん!!
うう…切符を払わせてしまった…

「…うん、タクシー居ない。良かった!!」

良かった。
でも私はいつ逃げれるのか!?

「はい、もうすぐですよー!」

何で楽しそうなんですか!
もう…可愛いなぁ…
じゃなくて!!
確かに電車でたくさん話したけど…

「よし、タクシーいない。ここ。」

でかい!!
さ、流石です…
で、本当に家に収容されました。

「充電。」
「え?」
「スマホ、切れてる
んでしょ?」
「まぁ…」
「だから、充電器。」

なんか歳近いとか、ゲームの話しとかで仲良くなりましたけども。

「…これ…」
「はい。これでよしっと。じゃー軽くなんか食べよー。」

嬉しいけど!!
複雑…

「おにぎりおいしい…」
「コンビニ寄っといて正解だったねぇ…」

時間も遅くなってしまったので、駅ナカコンビニでちょっと買われました。
た、たくさん買ってるし…
特にデザート…

「僕ねー、これ好きなんだー。」
「ふぇー…」
「水華は?」
「私はあんまりあのコンビニ使わない。」
「えー?」
「家の近くとかにあのコンビニない。別の。」
「そうなの!?」
「うん。」

色々話して呼び捨てですよ。
早いよ。
…そういうもんでしょうか…
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ