婚活?

□蒼井君と仲良くしよう!
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私、水華。
大阪からとあるイベントの為に上京してきた女子です。
現在、夜の7時。

の、イベント会場付近。
にて。

「…財布ない…」

見事に財布がありません。
…スられたのか!?

ここに来る直前に、可愛いカードケースがあって。
それに移し替えていた為、カード類は無事。
銀行カードも無事。
だが。

「やばいやばいやばい…帰りのチケット…夜行バスのチケット…」

そして寒い。
懐でなく、肌が。
昼間の暑さ何処ですか。
スマホの充電切れた!!?
やばいやばい、あの中のお金は泣け無しのホテル代!!
銀行にはもう余裕もありません。

「…あのー?」
「っ!?」

一人テンパってたら。
声を掛けられた!!!
私そんな可愛い子ではありませんよ!?

「は、はい?」
「何かお困りですか?」
「はっあの!!」
「はい!?」
「この辺に交番ってありませんか?」

悲しい…
ホテルに泊まる予定だったからコンセントタイプの充電しかない…
買う余裕?んなもんありません!!

「あ、なら僕も行く所だったんで一緒に行きましょう!」
「っ!!あり
がとうございます!!」

ってあれ?
この人…

「あ、あの…」
「あっ僕柳川っていいます!あなたは?」
「え、えと…霧澤です。霧澤水華…」
「霧澤さんですね!」

蒼井翔太君?
似てる?
いや多分同一人物…

で、連れられて来た交番。

「あのー、すいません。」
「はい。」
「さっき道で財布拾ったんです。ちょっと雨に濡れてたから時間経ってると思うんですけど…」
「あ、はい。」

で、柳川さんが出したのは。

「あーっ!!」
「「!?」」
「スられた私の財布!!」
「え?」
「ど、どこの道ですか?」
「んと、さっきのホールの裏手…」
「裏手なんて行ってませんけど…」
「ならスられた後、中身を盗って捨てたのかもしれませんね。現金はお幾ら入れていましたか?」
「ホテル代と何かあった時の為にと10万位…全財産が…」
「ええ!?」
「中身、確認を。」
「は、はい…………見事に現金と夜行バスのチケットがありません…」

どうすんの!!

「カード類は?」
「ありますが…」
「では貴重品は現金と夜行バスのチケットですか。」
「はい…」

盗難届を書いてください。」

おおお…まさかの事件っ
誰だよ!私の全財産スってくれた奴は!!
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