婚活？
□仮
14ﾍﾟｰｼﾞ/15ﾍﾟｰｼﾞ
「はい、おはようございます。」
「…おはようじゃねーな。」
「はいっ現在朝の２時半です。」
「朝じゃねえ夜中だ！」
「そして鳥さんはいつもとなんか違う？」
「まだねみーよ…そんなバッチリ決める収録じゃねーしな。」
あ、そっか。
まずTシャツにタオル巻いてるからいつもとなんか違うんだ。
いつもバッチリな帽子ですからね。
「そですねー。はいっ本日は予告通りロケです。」
「こんな朝早くからなにすんのー…？」
「はい。本日は取れたてのイカを使った料理です！」
「なるほど、イカね。」
「はい。で、本日は。」
「うむ。」
「あれに乗ります。」
「ん？」
あれ。
つまり。
「まさか取れたてのイカをってイカとんの！？」
「はい！！」
「あれ？なんか元気だね…」
「もー楽しみ過ぎて！」
「こういうの好き？」
「ええ！」
「俺は？」
「………朝から何言ってるんですか。」
「あぁっ朝から冷たいっ」
「…はい、ではですね。」
「あっ心が寒いっ」
対応に困るんですけど。
「えー、まずはですね。先週の放送分に寄せられたメールです。」
「あれ、そんなの
読むんだっけ？」
「さっきディレクターに渡されました。まずは１枚目。大阪のりっちゃんさん。」
「ありがとうございます。」
「えー、鳥海さんミィさんこんにちは。始まって二回ですが、メニューバッチリ作らせて頂いてます！うわぁありがとうございます！」
「ありがとうございます！」
「しかしながら。」
「ん？」
「鳥海さん、ミィさんに色々構いたくなるのは分かるんですが。いや分かるってなに。分かるんですが流石に抱き着くのはやめた方がいいと思います。」
「えー。」
「えー。じゃないです。他にもゆるーく鳥さんやりすぎと言うメールが多かったそうです。皆もっと言って！！」
「やだよー。俺愛に溢れてんもん。」
「どんな理由ですか。」
「だからそんなもん無視だ無視！！」
「酷い！この人酷い！！」
「なんとでもおっしゃい！俺は我が道を行くのだ！」
「うわぁ…」
うわぁ…しか出てこないわ。