時の園
□ポケモン
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「じゃあ休憩ですね。」
「はい。」
「ええと１時間の休憩で、ご飯は…」
「あ、持ってきました。」
「では、食堂へ案内しますね。食事は基本的に職員食堂です。」
で、案内してと。
「あ、喫煙されますよね。喫煙所は外になります。」
「はい…あの…」
「？」
「僕、喫煙するって言ってませんよね？」
「？ラークふた箱吸うんですよね？」
「…え、ええ。(あれ、もしかして…)」
「……………………………っは！！しまった！！」
「！？」
「思わずファンだとバラしてしまった…これじゃ知らないふりじゃない！！」
「(あ、やっぱり。)」
「仕事に私情はダメ、私情はダメ！！…えと！鳥海さん喫煙されますか！？」
「そこから！？あ、いや、もう遅いかと。」
「あぅっ…」
「(なんかこの人面白いなー。)」
ダメダメじゃん私！！
「えと、えっと…喫煙所はこっちで…あ、携帯灰皿はお持ちですか？」
「あ、はい。一応は。」
「なら外階段でも大丈夫なので、案内しますね。休憩中なら吸っても大丈夫です。」
「有難うございます。」
「必ずここで吸うときは携帯灰皿を使用してください。では、また戻ってきましたら声を掛けてください。」
「あ、はい。」
で、と。
私はその間に仕事ですよっと。
「(教え方上手い人だし面白い人だなぁ…)」
「…三枝ぁ！！」
「！？」
「はっはい！！！」
「何度言うたら分かんねん！！これは怪我するって言うてるやろ！！」
「すっすいません！！」
「なんでウチが見てへんかったら何にも出来てへんねん！！一々指示出さな出来ひん新人とちゃうやろ！横谷！いつまで休憩してんねん！もうとっくに４５分過ぎてるやろ！！」
「すいません！」
「(おおおお…)」
「謝れば済む仕事なんかこの世にあれへんで！さっさと動く！！」
「「はい！！」」
「(こ、怖い…でも正論なんだよね。)」
とりあえず私も休憩行きたいわ！！