異世界渡航

□ファンタジー的な?
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気づけば空。

空!?

落ちてるー!!!

「っ…」

ふと見たのはたくさん落ちてくる人。

あわわわわわっどーしよー!!

「くっこのままでは地面にぶつかる!」
「んな事ぁ分かってらぁ!」
「けどどーするんですか!?」

どうしようどうしよう!!
と、ビタンとほっぺた叩かれた。

「っ!?」
「落ち着け!ワタワタしてたら落ちるの早くなる!」

え…
あ、同じ学校の制服…ってこの子!!

「地面に激突する前に風でクッション作るのよ。」
「え!?」
「Aランクの風能力なら出来るでしょ!」
「はいっ!!」

ついこの間なったばっかだよ!!
でも死ぬのはやだから頑張るー!!

「っ!?ヴィヴィオ!」
「…」

女の子?

「大丈夫、気を失っているだけだわ。」
「その様ね。ヴィヴィオ!起きなさい!ヴィヴィオ!」
「ん…水華、さん?」
「しゃっきり起きなさい!このままだと地面とキスよ!」
「うぇ!?」

周りにも人。
だけど…

「おおおおお落ちてるよ!?」
「うん、落ちてる。」
「そんな落ち着いてる場合かー!!」

だがまぁ事実だよな。」
「だから落ち着いてないで!?」
「このままだと確実に死ぬな。」
「ランラン…事実だけど言わないで!!」
「でも事実だよね。」
「アイアーイ!!」

あっちは能力とか無い人達かな?

「っ!水華さんあそこ!」
「?」
「ヴィヴィオさん!」
「アインハルトさーん!」

っていうか…やっぱこの子ってあの魔女って呼ばれてた…

「あなた達は自力で何とか出来るかしら。」
「ああ!」
「問題ないわ!」
「あっちは無理そうだなぁ。」
「だったら助けるまでよ。ヴィヴィオ、補助系は覚えてる?」
「勿論!」
「あなたは…」
「アインハルト・ストラトスと申し…」
「…覇王ね。」
「!?」
「蒼と紫の虹彩異色は覇王の系譜でしょ。とすると魔法は期待出来ないわね。」
「え?え?」
「あ、水華さんは…」
「後よ「イル-エミュレース・フレイシア!」」
「セイクリッド・ハート!」
「あっアスティオン!」
「「「セットアップ!!」」」

って…変身ですとぉ!?
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