アイドル2

□ツキプロ×超電磁砲×文スト
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「何か変わりました?」
「んー…やけに頭がスッキリした感じ?」
「脳波が正常値化し、演算能力が上がったんだよ。思考能力とも言うがね。」
「そう言えば水華さんの能力ってなんですか?」
「私?」

可愛いお顔が二つ。
考えたらこの中で彼女達が最年少なんだよね。
中学生か。
可愛いよね。

「お前が言うと母親化するぞ。」
「ええ?」
「翼が言うと?」
「…ロリコン?」
「言うけどロリコンでは決してない!!」
「あはは…」

なんというか安心感があるよ。

「私の能力はナチュラルマスター。」
「ナチュラルマスター?」
「漢字表記だと森羅万象、だね。地球上の自然現象を発生及び操作、行使出来るという。」
「一時期水華先輩が犯人確保で能力を使って、それを見た人が「多重能力者」だーっていう噂流してましたねぇ。」
「まぁ能力を知らない人間が見ればそうなると思うね。」
「つまり…学園都市最大七不思議の一つ、多重能力者は本当に居た!!っていうのは!!」
「ああ、それは私だよ。実際の定義的には一つの能力なんだがねぇ。」
「ふぁー…」
「でも地球上の自然現象、ですよね?幻覚もその
内に入るんですか?」
「入るから使えるんだねぇ。」
「うえ…」
「ふふっそれを聞いた美琴と操祈の顔は大変面白かったわぁ…」
「ちなみに、固法先輩もなんですが、水華先輩もわたしと白井さんの指導担当でもありました。」
「常盤台だし、だから御坂さんも白井さんも知ってるんだ。」
「はい。でも卒業と同時に学園都市から出ちゃって…」
「うむ。飽きた。」
「あ、水華先輩飽き性なんですよ。」
「へ、へぇー…」
「飾利は相変わらず花が咲いてるねぇ?養分取られてないかい?」
「ええ?なんの事です?」
「初春のそれ…髪飾り…だよね?」
「ええ?だからなんの事です?」
「…」
「凡そ昔からこうだよ。さて、次の部屋だね。」
「いつまでここで脱出ゲームなんぞしなくちゃなんねぇんだ。しかも太宰と一緒に…」
「それはこっちの台詞だよ。中也となんて最悪だよ。」

…仲悪いのか良いのか。
良い方なのかな?

「「良くない。」」
「あら。」
「あ、そだ。この前の絵ね、見せたら。」
「え?あれ?見せたの?」
「一番人気は敦くんだったよ?」
「オレ!?」
「猫耳が可愛いって。まぁ里津花さんの人気
は不動なので。」
「ふふっありがとう。」
「なんで敦君だけぇー!?」
「しっ知りませんよっ…でも嬉しいな…」
「ちなみに、モデル男子で一番人気なのは中也さん。」
「「ええ!?」」
「かっこいいから紹介してーってたくさん言われました。」
「私は!?」
「え、無かった。」
「何故!!」

あれ、俺…は?

「里津花さんは芸能人なので、お知り合いになる方がおこがましい、らしい。他にもグラビの始さん、プロセラの隼さん、と言った何かが滲み出てる人達はもはや神格化されてますし。」

なんか、納得するよそれ。

「ちなみにSolidSはソリラジがとても楽しいので近所のお兄さん的な。」
「何故!!!」
「ほぼ志季のせいだろ。」
「何故。」

それも納得する。
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