アイドル

□ツキウタ。
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「うおおおおっ」
「これは?」
「晴れ着。水華にお願いしてね。」
「かっこいい…」

ふふっ

「皆さんどうですか?」
「うん、大丈夫。」
「お、おお?水華…綺麗じゃん!」
「ああ。」
「似合ってる。」
「うっふふー。」

水華も上機嫌だね。

「てことは…初詣だな!」
「そういう事。」
「ほー。」
「おうっ…なに、スズメも行くの?」
「ほー。」

スズメくんホント翼の頭好きだねー。

「スズメon翼!スズメバチ見参!」
「ほー。」
「何、そのまま行くわけ?」
「行く。」
「ふふっ」

じゃあ行こっか。

「来年の予定は?」
「いつも通りと言えばいつも通りだ。」
「水華はー?」
「来年遂に教習所行くので事故のないように神様にお願いします…」
「おっ遂にか!」
「俺も取ろうかな…」
「取っても運転しなきゃ…俺はもう少し練習しようかな…」
「今度は水華連れてドライブしてーしな!」
「ああ。」

良いねぇ。

「…」
「志季?」
「いや、何でもない。見えたぞ。」
「おお、スッゲー人。」
「スズメくん飛んで行かないでね?

「ほー。」

よし!行くぞ!

チマチマ進んで、お参りして。

「よーし!ちょっと歩くかー!」
「ふふっ良いね。」
「ならお前達。ちょっといいか?」

ん?
志季に付いていくと。

「車?」
「リベンジ。」
「あっはは!いーねー!」
「初日の出見に行くぞ。」
「初日の出!」
「縁起…ちょっと待て。翼が運転?」
「くじ引きで決める。」
「よっしゃー!水華に俺のドライブテクを見せてやろう!!」
「えー…俺やだなー…」
「何事もやらんとな。」

で。

「翼の時は大前な。」
「え…」
「後部座席より助手席の方が酔いにくいから。」
「おお、後ろは3人乗りなんですね。」
「んじゃ、まずはリーダーお願いしますよ。」
「おう。」

この後たくさん楽しかった。
うーん、やっぱり運転難しいな…
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