婚活?

□一
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「あれ、最近鳥海さんと仕事するの多いですねぇ。」
「そなの?」
「行く仕事全てに鳥さんがいます。」
「マジで!?」
「ええ。まぁ。」
「鳥海さんは普段どんな感じで呼ばれてるんです?」
「あー、今みたいに鳥さんとか鳥海さんですねぇ。」
「そですね。」
「誰かさんは頑なに名前で呼んでくれないと。」
「いや、おかしいでしょ。初対面で「あ、じゃー俺名前で呼ぶから呼んでみ。」って。まず先輩をそんな名前だなんて、ねぇ?」
「(笑)」
「しかも何勝手に名前呼び決定してんですか。」
「いや、ほらさー。なんか、名前呼びたくなる身長じゃん?」
「どんな身長ですか私は。」
「144.9。」
「違います。145ジャストです!」
「変わらねー!!」
「それ変わらないよ霧澤ちゃん(笑)」
「変わります!変わるんです!」
「まー、どう足掻いても150ではない。」
「黙ってて下さいよこの先輩が!」
「やー、黙っちゃったらお仕事なんないし。」
「「確かに(笑)まぁとにかく今日から一人増えたこのメンバーでまたよろしくお願いします。」」
「台本のこの空白はこういう事だったのか…」
「あ、それ霧澤ちゃんだけだから。オレたちの皆鳥海さん登場とか書いて
るから。」
「はみごか!!イジメだ!!」
「ドッキリ企画でしたからねぇ(笑)」
「はい、今日の台本おチビちゃんの貰った。」
「そして本ちゃんが鳥さんから渡されると。」
「まー、ドッキリだしねぇ。」

本当にびっくりしたわ!!
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