Et Hymnis Pathetique:YoonTae<完>
□Aftermath
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私は罪を重ねる度に、あなたへの感情をなんと呼べばいいのか解らなくなる。
懺悔室を出て、明るさの違いに目を細める。
この先も、見たくない景色を見なければいけないのなら
この、瞳など無くなれば良い
あなたを傷付ける言葉しか紡げないならこの口などなくなってしまえば良い。
振り返り、教会を眺める。
十字架に光が当たって乱反射している。
私が立ち止まる術を知っているなら、歩みを止めただろう。
自らの過ちを犯して、私を抱くその手が私以外を包み込んでも
息を吐くと白くなった
私は子供ではない
仕事も、兄弟も、父親も、そしてかけがえのない少女時代というグループもある。
暴れ出す狂気に蓋をして
作り物の笑顔を仮面にする。
背徳心がのしかかる
私は壊れるのは私だけで良いと感じていた。
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