Tell Me The Truth:YoonTae

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朝、控えめな携帯の目覚ましアラームが鳴りもぞもぞ動きながら手を伸ばす。
スライドしてロックナンバーを打つけれど、まだ寝ぼけていて間違えるので止まらない。
なんだってこんな長い番号にしたんだろうか。
後でロックナンバーを変えようかなと思いながらアラームを止めて、寝ている間に来ていたメッセージを読んだりしてから携帯のスケジュールを開き確認してから枕元に置いた。

もう少し寝たいけど多分起きられなくなってしまう。
掛け布団を引っ張りうんうん言ってると非難めいたうなり声が背中側から聞こえた。
寝返りを打つとお豆を握りしめて丸まって眉間に皺を寄せて眠っているユナ。

うえっと間抜けな掠れた驚きの声をあげて、引っ張ってしまった掛け布団をユナにかけてあげる。
うっすら目を開けてまばたきをゆっくりしている。

「ユナお、おはよう。き、今日はスケジュールどーなった?あっ…違っ…どういうスケジュール?」

オンニと一緒のスケジュールと言いながら、ゆっくり上半身を起こしてポイッとお豆を投げる。
いや、投げないでよ。
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