Herz wachsen :SchoolStory
□Footprint
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学院に行くと、2日分遅れているからと最後まで残って家に帰ったのは0:00を回っていた。
お風呂から上がって、ミネラルウォーターのボトルとグラスを持って部屋に入る時に隣の部屋から姉が出て来て
「ユナ、あんまり無理はしないでね?身体が一番大切よ?」
と声をかけてくれた。
確かに、高校一年生で疲労回復の漢方薬を飲んでるしね。
無理矢理走る必要は無いんだ。
明日は、小テストがあるから早く寝よう。
川底の泥の様な重たさで眠気がやってきた。
翌日、小テストの範囲を読みながらバスに乗っているとパク.ソナが話しかけて来た。
「ねぇ、気管支大丈夫なの?
中学から弱かったもん心配していたんだからね?」
「ありがとう。大丈夫だよ。
テストの予習しなくてもいいの?」
「したよー昨日。物理嫌いなのに!ユナはしなくても大丈夫でしょ?」
そんなわけないだろと、腹をこそばすと会社員のおじさんに咳払いされたので、2人で笑いをこらえるのが大変だった。
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