Herz wachsen :SchoolStory
□Hesitation
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土曜日は4限だから、頑張ってこなせば明日はみんなと遊べる。
バスを降りても、今日はユナは居なかった。
テヨンも寝坊したから先に行っててってメッセージ来てたしなー。
少ししょげてると、ジェシカに肩を叩かれた。
「あれ?ユナは?」
「いつも居るのに今日は居なかったの…昨日も少し変だったけど。」
「休み時間に見に行けば?」
そうすると行って、教室に向かった。テヨンは本当にギリギリに走って入ってきた。
担任に少し注意されていた。
休み時間に、一年生の階に行き近くにいた子に声をかけた。
「あの、ごめんなさい。
ユナはどこにいるの?」
「今日なんか高熱で休んでますよー。気管支が弱くて、よく風邪ひくんですよね。
私、同じ中学だったので。」
高熱?気管支が弱い?心配だけど家を知らないなぁ。
「ティパニ先輩ですよね?
私、パクと言うんですが家知ってるので教えましょうか?」
「えっ?でも勝手に聞いたら…」
「だってユナの彼女でしょ?
いいですよ全然。書くもの取ってきますね!」
彼女ではないんだけど…。
廊下や教室からみんながこっちを見ていて恥ずかしかった。
パクさんに紙を貰い、急いで自分の教室に戻った。
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