Tell Me The Truth:YoonTae
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「オンニィ……眠い……」
するする抱きついてきて、肩に頭を置いている。
私は文字通り固まった。それはもう綺麗にフリーズ。
起きたばかりで体温が高くて薄着だからじかに伝わってくる。
ユナの髪の毛が顔にあたる。
「へっ……ぶえっくしょいっ!」
くしゃみかよ!自分の身体の素直すぎる反応に頭の中でキレながら、横からオンニィうるさいとボソッと言われたのでへこんだ。
「オンニ、もう少し寝れるよね?後、30分くらい」
「寝たいけど多分起きられなくなるよ……」
「起きるもん……起きる」
ぐっと急に引っ張られそのまま倒れた。
お豆の代わりに抱きしめられてるみたいで、顔を上げるとすーすー寝ているユナ。
寝ちゃったよ……ユナの香水じゃない何かの香りがするし、近すぎるし抱きしめられてるしで手のひらに汗が滲み、心臓がバクバクしてすっかり私は目が覚めてしまった。
ユナヤと小さく呼んでみたけれど何の反応もないし、抜け出そうかと思ったらさすが『ヒムユナ』ロックが固すぎる。
この馬鹿力どうしてくれようかと困り果てているとノックが聞こえた。
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