若様と恋(魔法律)
□第三話 休日のお出掛け
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五「準備は終わったかぃ?」
『あ!うん、終わったよ!」
五「よし、行こうか」
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『え〜と、焼き魚用の魚、後卵と…』
五「…龍零は、いつも一人でこんな量の買い物を?」
『え?うん、そうだけど?』
龍零の荷物は、その小さな手で支えられているのが不思議な程の量だった。
五「…荷物を貸せ。」
『え…あ…』
五嶺は、軽々と10sはあるであろう大量の荷物をヒョイと持ち上げた。
五「次は何処の店へ?」
『あ、えと次はフォアグラとか売ってる、ちょっと遠いとこなんだけど…』
五「了解。」
…先程までののほほんとした会話は何処へやら。
さすがは良いとこの後継ぎ達。