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□第八話
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「よし!!皆タイムカプセルにちゃんと入れたな?!」
「おう、ばっちりだ。」
「私も、入れたぞ。」
「楽しみだねぇ。」
「いつ開けることになるのかな。」
缶を真ん中にして五人は笑顔でした。
「さて、これをどこに隠すかだが……」
「また、考えてないのか?」
碧が呆れた表情を浮かべる。
「テヘッ」
「うわッ、きも」
即座に颯太が反応する。
「そんなぁ、酷いよ!!」
「でも、本当に隠し場所どうしよっか?」
奈々の問いに皆が考え込む。
暫くすると、明紀がポンと手を合わせる。
「お、明紀思いついたか?」
「うん。」
楽しそうに微笑む明紀。
だが、その場所をなかなか言わない。
「で、どこなんだ?」
颯太が先を促す。
「絶対に何年たっても見つからないし、なくならない場所。」
「明紀ちゃんもったいぶらないで話してよぉ。」
「どこに隠すつもりなんだ?」
皆の声に明紀は満足そうな笑みを浮かべる。
そして、手招きして皆の顔を近づける。
「隠し場所は……
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