☆大まおSS☆
□2人の道
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「え…む・・?」
Mってその…。
まおのMって事で…・・いい…
のだろうか…?
そう思い後ろに立ち尽くしたままのまおの顔をしっかりとみる。
すると急速に顔を紅く染め下に俯く。
『えっ……と・・…その・・・あーとっ・・…。
前にさ…だいちゃ・・にDのネックレス…貰ったじゃ…・・ん?』
あぁ。そういう事か…。
『それで…上手く渡せないけど・・…僕もッ…・とおもっ…て・、…』
可愛すぎるだろ…マオのやつ。
ぎゅっとまおを強く抱きしめる。
『だッ!だいちゃ…!!?』
「ありがとう。まお…。これで、俺もまおのモノ・・
だよな?フフッ」
言わなくとも分かってる。
『・・…ッ!!うん!
誕生日おめでとう大ちゃん・・…』
来年もこんな誕生日を迎えられるのだろうか…?
そうでありたい。
まおのそばにいるのは俺だけだと・・…。
31歳の誕生日。
まおとはまた年の差が9つになってしまったけど…。
2人の進む道は1つじゃないから・・…。
首にかけられたお互いの想いを持って・・・。
END