☆大まおSS☆

□焦り
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side.M



僕は朝、あまりの空腹感に目を覚ました。

ベッドからまだ疲れの残っている体を起こし、カーテンからほんの少しだけ差し込む光を頼りにリビングまで歩いて行く。
でも廊下に出て僕はある事に気づいた...。

『あれッ・・・...!?だ ぃちゃん....ッ』

大ちゃんが居ないのに気づいた僕は慌てて部屋中を探し回った。

大ちゃんが見えなくなっただけでこんなに慌てふためく僕はおかしいのだろうか・・。



あ...れ?昨日僕の家に来てくれたのはゆめなの.....?僕の夢だったのかな?..・・・大ちゃんどこにいる...の?ッ・・・


〜昨日〜
最近お互いに忙しくて会えない日が何日も続いていた。会えない日が続いて、二週間目を過ぎようとした頃大ちゃんからmailがあった。

まお・・・
今から会えないか?
もう俺我慢の限界なんだ・・。
大輔

と言う内容。僕は大ちゃんのmailに急いで返信した。


大ちゃん・、、、
会いたいよ。
会いに来てよ・・・。
京介

これが僕から言える精一杯の気持ちだった。



その夜、大ちゃんは玄関に入ってくるなり僕の唇に激しく吸いついてきた。、気づけば大ちゃんの香りに包まれなから眠りについたと思ってた・、


でもッ・・・それはちがったの...?僕の思い過ごしだったの.....ウ...ッ?

だぃちゃん・・・。涙がとまんないよ.....
来てよぉ・・
もぅ、・・僕は。


大ちゃんナシでは生きてけなくなってるんだよ・・・?



ガチャ
「まーぉー。起きたかぁ?・・・ッ?まおッ!!」

『だッだいちゃ・・ウッ、、ヒック..ん』
「まおっ!どした?」
『ウッ、、・・ヒッ・ク・...、、ほん・ウッ・とにだぃちゃ・・ヒッ、、ん?ウッ・・』
「あぁ・・なにがあったんだ?ゆっくりでいいから話してみろ?な?」
『朝ね・・ウッ、、、起きたら大ちゃんが.....いなくて・・・ウッ・』
「俺が、いなくて探したのか?」

僕はコクコクって頷いて・・、

ふわぁ...と包み込む大ちゃんの香り。おかしいかな...大ちゃんを感じるだけで落ち着いてくる

「ごめんな?1人にして...
大丈夫。俺は離れないよ・・・てゆーか、離れられない。離れる気もないし」

『??』

んー。僕の頭は混乱中だよぉ

「こんなにも、俺はまおの虜なんだからな?」

意味がようやく分かってきた・・・・だいちゃん、、、、。

『・・・ッ////』


これが今日の朝。

僕と大ちゃんとの2人だけ・・・


とってもとっても甘い朝。

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