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□第1章RMANCE DAWN
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『あ、エース!!』
エ「ったく、様子をみにきてみりゃやっぱりか。あれほど騒ぎを起こすなといったのに・・・」
『いや〜めんごめんご( ̄∀ ̄)許してくださいよ〜隊長殿♪』
エ「はぁ〜おめぇみたいなのを“ぬかに釘”っていうんだろうな」
笑顔で謝るレイファに呆れ、ため息をつくエース。しばらくそのやりとりをぼー然と見ていたクルーたちは突然のエースの登場に色めきたった。
「お、おい!あいつ火拳のエースじゃねぇか!?白ひげ海賊団二番隊隊長の」
「ほんとにあの小娘、白ひげんとこのクルーだったのか!?」
か細い声で言いながら動揺しだすクルーたち。
しかしこの海賊団の頭らしき男が叫んだ。
「お、おまえら何怖じけづいてる!?おれたちのほうが数が倍あるんだ!!たかが二人の海賊に何ができる!?全員で小娘もろとも火拳の首を取っておれたちウジムシ海賊団の名をあげるんだー!!」
もうほとんどやけなその叫びにクルーたちもやけになって二人を取り囲む。
エ「なんかもうやけくそって感じだな(苦笑)」
『よーし!!いっちょやるか!!背中は任せてよ♪相棒!!』
エ「俺はすごい不安だけどな、お前に背中預けんの(笑)」
一斉に襲い掛かってきた大勢の敵を前に二人は背中合わせで応戦した。