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□第3章LULLABY OF REMINISCENCE
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あれから急いでモビーへと戻ったエースとレイファ。
マルコに事情を話した後、マルコは甲板に行ってるようにと言い残し、
他の隊長を呼びに行った。
甲板へ行くともう何人かの隊長が来ていた。そこには白ひげも来ており、大きな椅子に
座って、酒をがぶ飲みしている。
数分後、マルコとサッチも姿を現す。メンツがそろったところでエースが報告を始める。
エ「さっき町で妙な連中がレイファを攫おうとした。仮面をして黒いマントを来た二人組の男だ。そんでこいつを“夜叉の姫君”とよんでいたらしい」
イ「夜叉?・・・」
イゾウは考え込むように顎に手を当てた。
エ「?なんか心当たりがあんのか?」
イ「・・・いや、聞き覚えがあったんだが、そのうち思い出したらいうさ。
続けてくれ」
そういってイゾウは話を続けるよう促す。
エースはそのまま話を続けた。
エ「それからこいつを助けた男、なぜかこいつのことを知っていた。でもなんかあいつどっかで見たことあんだよな〜」
マ「どんな男だったんだよい?」
エ「黒髪に左目に包帯した男だ」
ハ「!!それってこいつじゃない?」
ハルタはエースの言葉に目を見開き、ある記事を見せた。