hit記念

□本当の素顔を・・・
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『"永遠の約束"は何処にあるの?・・・』

かく領土の本屋を廻り
本を探していた

"永遠の約束"は
私が元にいた世界にもあった
架空世界のファンタジー
・ボッチの騎士が過去にした
約束を果たそうとするのだが
彼は約束を覚えているのだが・・・
約束の内容は覚えていなかった・・
さてさてどうなる?

みたいな
あまり売れそうにない
内容なのだが・・・・・
これが泣けるのだ
裏表紙の内容からは
想像出来ないがぐっと来るのだ

因みに
元にいた世界の私の部屋に
この本は置いてあるのだが
改めて読みたくなったので
探し回っている


『帽子屋領土は回ったし・・・取り合えず時計塔広場にでも行くか・・・』





『は?』

「先程で売り切れてしまいました」

店に着き
定員に言われた言葉に
言葉を失った

『分かった・・・』

「っ!!!お取り寄せ出来ますが?」

直ぐ様出口に向かう私に
焦ってか定員がそう言ってきた
・・が!!!

『結構です♪』

爽やかに爽やかに
そう言い残しその場から去った


『グスッ・・・やっぱり無いのかな?』

店に出るなり
わざとらしく泣くマネをした

理由?
何となくで♪

「大丈夫、君?」

「何かあったのかな?」

「お兄さん達が聞いてあげるよ♪」

グズッた瞬間わらわらと
集まってきた声に
そっと顔を上げてみると

(ゲッ・・・・・・・)

数人の男性に囲まれていた

「っ!!可愛い!!」

「もしかして噂の余所者?」

「どうしたの♪俺達に言ってよ?」

「本当に可愛いなぁ♪♪持って帰りたい♪♪♪」

顔面蒼白な私をほっておいて
男性陣は端はニヤニヤ
端はポーッとしながら
近付いてきた


『っ!!!!』


驚き数歩後ろに下がる

「可愛い〜〜〜怯えてるぜ?」

「怯えた顔もそそるなぁ♪♪」

反射的に数歩下がった
私を見てなおもニヤニヤ
しだした男達

(誰かぁ!!!助けてください!!マゾとかロリコン・・・サディスト達に絡まれましたぁ!!!!!!!)

助けの目線を送ろうと
回りを見渡すと・・・・・・
あれ?

『誰もいねぇじゃん!!!!!!!』

そう
賑わっていた筈なのに
いつの間にか誰も
居なくなっていました
it a magic?



周りに誰もいない
事を知らされ
軽く絶望を見た私に
更に気を良くした様に
男達は更に近付いた




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