short short


超突発的作品。
ほぼセリフだけになるかと(笑)

R-18内容投下区域ですので
閲覧の際はご注意下さい。

たまにshort版へ書き直しアリ。
書き直しリクもコメントにて承ります!

H24.10.29

◆神威 

辺りは血と肉塊の海。
こんな星、こんな雑魚共、私たちの手に掛かるには役不足。

だが任務は終わった。
喜ぶべきことなのに、どうしてだか心は上手く付いて行かない。


「○○」


名前を呼ばれ顔だけで振り返ると、後ろからポンポンと頭を撫でられる。

『団長…』


その手はベットリと血で濡れていてーー
普通なら、髪に付きます!と不快に思うところなのだろうけど…

何故かそう思えなくて。



「よくやったね」

柔らかな声音と頬に熱を感じ、

チュ‥と。


リップ音に顔を見上げると、団長が私の頬を
それはそれは優しく撫でながら優しげに微笑んでいた。



『あ、ありがとう…ございます……』


途端、顔が燃え上がったように熱くなる。

カァッと火照った顔を隠すように
下を向きながら答えるのが私の精一杯だった。


団長の手から頬に移った血の生暖かさが、既に離れた手の
残った温もりな気がして。



頬に乗った血糊に自分の手を重ねた。

2013/07/07(Sun) 12:03  コメント(0)

◆高杉 

不様に生え残った大層な牙を突き立てる
場所を探してぶらりぶらり

そんな彼は寂しき孤狼



──それならアタシを求めればいい。

純粋に、そう思った。



毎晩のように彼はアタシの部屋を訪れ、アタシを抱いた。

激しく、激しく、
掻き混ぜるように。叩き壊すように。
でもどこか必死に。
何かにすがりつくように。


そうして過ごす内に、
彼は昼間もアタシを傍に置くようになった。

彼の中で何かが変化したのか。
はたまたたたの気まぐれか。
それは分からない。


そして突然──訪れた別れ。

彼はあの雪の降る夜、
アタシの額に一度だけ口付けると、
部屋を出て行ったきり、もう二度と戻っては来なかった。

2013/01/27(Sun) 01:14  コメント(0)

◆高杉 



『…ん、あれ?晋助???どしたの?』

「………菓子」

『お菓子?…あぁ、それを言うならトリック オア トリート♪でしょ』

「グダグダ言ってねぇでさっさと寄越さねェと、悪戯…しちまうぜ?」

『あ、あげますっ!あげますから!!』

「……フン」

『――ところで、私も欲しいんだけど?』

「…………っ…」

『フッフ〜ン?いい度胸だ。私にイタズラされる覚悟がおありとは…クックックッ』

「殺すぞ」

『ごめんなさい』


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ギャグに走ってしまう晋助さま乙\(^p^)/←

2012/10/31(Wed) 19:14  コメント(0)

◆黒子 



『Happy Halloween♪』

「Trick Or Treart、です」

『え?』

「?」

『………』

「まさか…お菓子の用意、してないんですか…?」

『わ、忘れてた…』

「……失礼します」

『ひゃっ!!ど、どこ触って…!!?』

「お菓子よりもキミが欲しいです」


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いたずらっ「黒」子

2012/10/31(Wed) 19:01  コメント(0)

◆土方 



『ん、これはいけるっっっ!』

「…………うそ…」

『新・発・見っ♪』

「………うぇっぷ」

『ん?どしたのふくちょー』

「…お前マジで味覚大丈夫か?」

『いやいや、アンタが言うなや』

2012/10/29(Mon) 20:48  コメント(0)

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