沖神

□夢
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「私、エイリアンハンターになるために宇宙に行くネ」

「……はァ?」

そこはいつもの公園。いつものベンチ。いつものデート。

いきなりんな事言われて言葉がすぐに出なかった。

「私、宇宙に行くアル」

「…何ででィ?」

「だ、か、ら、宇宙一のエイリアンハンターになるネ」

コイツの"夢"…





「どれくらいかかるんでィ?」

「最速で2年ヨ。」

2年もこいつに触れられないとおもうと目眩がしてきやがった…

「…何で今何でィ?」

率直な気持ち。神楽が決めた事ならちゃんと応援してやりたい。でも、その気持ちとは裏腹に俺のそばに居てくれっていう気持ちもあって…あぁ、もうぐちゃぐちゃでィ!

「今パピー、地球にいるネ。昨日パピーと話して決心ついたネ」

「…」

あのハゲヤロゥゥウウウ
俺の神楽に…

「総悟!」

「…ぁ、何でィ」

「やっぱ総悟は行くなって言わないんアルな」

そりゃ行ってほしくはねぇ…でも、それ以上に…

「神楽が決めた事なんだろィ?なんで引き止める必要があるんでさァ?」

そりゃ、引き止めたい、行くなって俺の側にいろって…でもやっぱ神楽が決めた事だし…

あーさっきから同じこと考えてる…ハァ…

「総悟…待っててとは言わないネ。2年色んな可愛い女と綺麗な女と出会うと思う。でももし、2年経って私が帰って来たときに…それでも私がいいってなったら…」

「神…」

「そしたら、私をお嫁にもらってもしいアル」

「…………(ポカーン)」

お嫁…って結婚って事ですかィ?
2年経ったら神楽と結婚していいんですかィ?

「き…聞いてるアルか?///」

ぎゅっ

「きゃっ、そ…総悟…?///」

思わず抱きしめたくなりまさァ

「あぁ、聞いてまさァ…神楽が俺の嫁になってくれるんだろィ?」

「う…うん///」

やべぇ、可愛い…
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