ShOrT
□雪白の月
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気づくともう朝だった。
これまでは涼が作った朝食の匂いで目が覚めてたのに……
健「涼………」
1人コンビニでかったパンを食べて、仕事場へむかう
風「中島、今日変だぞ。何かあったか?」
健「…何もないよ!風磨の勘違いじゃない…?」
風「…………そうか」
この時の俺は無駄に強がってた
こんな俺を涼はどう思うんだろう
彼女が出て行ってから今まで、彼女を思い出さない日はなかった
部屋にある彼女の痕跡を探してはそれにすがって生きていたんだ
そして、これからも
雪白の月
君がいなくなって初めて
シアワセの意味を知った