ShOrT
□雪白の月
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『さようなら』
君から発せられた言葉はあまりにも残酷だった。
健「………」
『もう……我慢の限界だよ………』
俺の仕事柄、ほぼ休みがなく帰りも遅い
彼女との時間をとることができなかった
健「………分かった」
こうなったのは俺の責任。彼女を止める権利はない
バタン
涼は荷物を持って部屋を出て行った。
『……これでいいんですよね…』
?「約束通り…この写真のデータはあげる。良かったわね…彼の将来を壊さずに済んで。彼の前には一生現れないでよ。」
『はい…』
?「じゃあね」
スタスタ………
『ごめん………健人………』