new generation
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社「そうと決まればその名前じゃすぐにばれちゃうよね。」
『はい。』
社「じゃあこれからYOUの名前は紀里谷悠だ。」
『紀里谷悠……??』
社「そう。家族にはちゃんと伝えておいてね。友達にはバレるとマズいから極力ばれないように。」
『……と言いますと?』
社「メディアに出るときは分からない程度にメイクをしよう。友達にもそっくりさんだと言い訳できるようにね。私生活では女の子らしいメイクをすれば、顔は成長に連れて変わるから、いづれはすっぴんでメディアに出れるようになる!」
『それって女子としてどうなんですかね……』
友達といるときはメイクしてテレビではすっぴんなんて………
社「YOUは事務所の中では男の子なんだ。気にすることはないよ。」
いや……多少は気にしますよ……仮にも女子だし……でも、
『頑張ります……』
社「じゃあ早速来週からレッスンだ。弟くんと一緒においで。」
『……てことは弟もジャニーズに入れるんですか?』
社「YOUの存在が無くても弟くんは合格していたよ。弟くんもYOUに負けないくらいの才能があると思ったからね。」
『ありがとうございます!!』