dream
□第一話
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「おいおい、なんで 刹那 が此処にいるんだヨ?」
突然、現れた黒髪の長身の男 刹那 に刻が問う。
『刻と同じで、今回のバイトの付き添いだ』
大神の腕を放しながら、答えた。
「 刹那 が来たということは、それほどのバイト何ですか?」
大神も 刹那 が此処にいることに疑問を抱いた。
『そうではない。お前達が珍種を守りながら闘うことを難しいと考えたのだろう。
連携もとれないし、今みたいに喧嘩してもらったら困るからな』
淡々と溜め息を吐きながら 刹那 は説明した。
それを聞いた大神は、無言で去っていった。
『相変わらず、仲が悪いな、お前達は』
そう呟きながら、視線を……
『君が、桜小路 桜 か?』
少女に移した。