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□第3話
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「でっかい鳥なぁ...」
「わたし見ませんでしたわ。」
「ほかの子もなにもいってなかったし ..」
『そうだな..。』
学校が終わった後椿たちは、知世を家に招き入れ今日の出来事をケルベロスに話していた。
「そりゃ『クロウカード』が絡んでる可能性が高いな」
『やっぱり』
「よっしゃ！こりゃいっちょ現場までいってみるしかないな！」
サングラスをかけ、たばこ風に口にポッキーをくわえカッコつけて答えるケルベロス。
「現場って学校？」
「そや！犯人はかならず現場に戻ってくるさかい！」
「ｺｿ)ケロちゃん最近再放送の刑事物に凝ってるの。」
「ｺｿ)わたしは『はぐれ刑事純情派』が好きですわ。」
『(知世って、しぶいな..;;)』
ゴオオォーと激しく燃えているケロちゃんを他所にこそっと話してていると、知世の意外な好みを知り椿たちは苦笑した。