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□第3話
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「どう?ケロちゃん」


「.....おるな。確かにこの学校ん中に『クロウカード』がおる」


『.....。』



グランドを飛んで気配を探るケルベロス

すると突然、、



ゴォォォオオオ!!



「「『!!?』」」



突然突風が吹き荒れた。



「体育のときもこんな感じだった!」


「こいつは......!!『翔(フライ)』のカードや!」



現れた突風を巻き起こす鳥の姿

桜と椿はすぐに呪文を唱えた。



『「闇の力を秘めし『剣/鍵』よ! 真の姿を我の前に示せ 契約のもと「椿/さくら」が命じる 『封印解除(レリーズ)』‼」』


「風よ!」


「あ、あかん!『翔(フライ)』には!」


『!?』



桜が呪文を唱えようとしたときケルベロスが焦ったように桜に静止をかけた、が時すでに遅し...




「戒めの鎖となれ!『風(ウィンディ)』!!」




ゴォォォオオオ!!




「きゃぁあああああ!!」


『さくら!ッ..『跳(ジャンプ)』!!』



ガシッ‼



「ありがと!」


『あっぶねぇー;;』



椿は風に飛ばされた桜を、『跳』をだし受けとめ冷や汗をかいた。



ストッ



「知世ちゃん大丈夫!?」


「はい!ちゃんと撮れてますわ!」


すってーん


『.....;;;』



下に降りて知世を心配して駆け寄ると、花が舞って見えるぐらいにバッチリカメラをむけて撮影していた。
あのなかでずっと撮っていたのか...その根性恐るべし;;
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