もう一つの世界

□第八預言
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(早く行かなければ…手遅れになる!!)


風をきって走る

炭鉱の入口にが見えた時、微かにヴァンの後ろ姿を見た。



『見つけた…!!!!!』




炭鉱の入口までは坂道を下らなければいけない。


それが面倒だと、レイクは坂道の上から入口目掛けて地を蹴っが…





(早く行かなければ…手遅れになる!!)


風をきって走るレイク。


炭鉱の入口にが見えた時、微かにヴァンの後ろ姿を見た。



『見つけた…!!!!!』




炭鉱の入口までは坂道を下らなければいけない。


それが面倒だと、レイクは坂道の上から入口目掛けて地を蹴っが…



「危ない!!!!」



『うぉお!?』



ガシッと誰かが腹部に腕を回し、落ちるのを止めた。




『っ!!邪魔する…ってジェイド!!!!』



噛みつかんばかりの勢いで振り返ると、そこには見慣れた顔があった。



「全く…なにやってるんですか!!!」


一瞬ビクッとしたが、すぐにハッとしてジェイドの軍服を掴んで聞く。





『ルークは!?』




「恐らく炭鉱内でしょう。先に先遣隊を探すように言っておきましたし。
それより、先遣隊とともにここへ来たはずのあなたがなぜ今この場に…?」




『ヴァンに不意討ちで襲われた。つか話しは後だ!
ルークとヴァンを会わせちゃいけない!』





そう言い、レイクは再び坂を走って下っていく。



「危ない!!!!」



『うぉお!?』



ガシッと誰かが腹部に腕を回し、落ちるのを止めた。




『っ!!邪魔する…ってジェイド!!!!』



噛みつかんばかりの勢いで振り返ると、そこには見慣れた顔があった。



「全く…なにやってるんですか!!!」


一瞬ビクッとしたが、すぐにハッとしてジェイドの軍服を掴んで聞く。





『ルークは!?』




「恐らく炭鉱内でしょう。先に先遣隊を探すように言っておきましたし。
それより、先遣隊とともにここへ来たはずのあなたがなぜ今この場に…?」




『ヴァンに不意討ちで襲われた。つか話しは後だ!
ルークとヴァンを会わせちゃいけない!』





そう言い、レイクは再び坂を走って下っていく。




後ろからジェイドの足音も聞こえたが、いつもの様に振り返って待っていられる余裕はなかった。





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