もう一つの世界

□第六預言
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「おっしゃる通りだ。
ではルーク様は我々と共にご自宅に「オレはイオンから叔父上の取り次ぎを頼まれたんだ。
だからオレが城まで連れていく!」



ルークの言葉に驚きを見せる仲間。




「ありがとうルーク。
心強いです」


イオンがそう笑顔を見せる。



セシル達と分かれ、城に向かう途中、腕を組みながら唸る人物が一人。



(…な〜んか怪しいんだよなぁ…
ってか…わざわざ自分から、イオンはオレが連れていく!なんてあいつの性格なら言わないだろ。)



う〜ん。と唸るレイクを発見したジェイドは側に近付き、珍しいですね。等とからかうように話し掛けてくる。



『…何が?』



「いえ、あなたもルークもですよ」



眉間にシワを寄せ、はぁ?と答えるレイク



眉間にシワを寄せると、可愛い顔が台無しになっちゃいますよ。

そう言いながら顎に手をかけてくるジェイド。




一発くらい撃ってもいい?ねぇいいよね?




そう言いながら愛用の銃に手をかける。




「…冗談ですよ」
『冗談に聞こえねぇよ。』




同時に二人は発言する。


ふと周りを見る。




『つーかよ…ルークは?』




しかしそこにルーク達の姿は見えなかった。




「どうやら置いていかれた様ですねぇ。」




『置いていかれた様ですねぇ。じゃないだろ!どうするんだよ』




「おや、勝手に城に行けば良いんじゃないですか?」





それもそうか。
いや、そういう問題か?


そう言って銃をホルスターにしまい、レイクはスタスタと歩きだす。








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