小説

□My Cute Rabbit
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久しぶりのオフ。



でも
ベクはラジオだったから


無理やりギョンスを引き連れて
ショッピングに来た。







そこで…


俺、パクチャニョルは

とうとう
見つけてしまった。






白くてふわふわ……

俗に言う……

ーーーー"うさ耳カチューシャ"を!!!!!!








「ちょ……チャニョル!
そんなの買って……
どうする気!!??


……ま、まさか………」





「ふふん♪」




ギョンスの顔が引きつる。





「ダ…ダメだよっ!!!!

怒られるよ!!?
それに
そんなの……

チャニョルが
更に暴走する素になるって!!」





うさ耳持っても
聞く耳持たずとは

こーゆうこと。





俺はすぐにレジへ持って行った。





「あーあ……いいのかなぁ〜…

僕はやめといた方が
イイと思うんだけどなぁ〜……」









………ギョンスが何を察したかって?


俺が何を考えてるかって??



……そりゃきまってるでしょ♡







ーーーーーーーー







その日の夜、


風呂を済ませて
俺がベッドに腰掛けていると



ベクも風呂からあがって
部屋に戻ってきて

ベッドにころがる。



「ふ〜…今日も疲れたあ」

とか
言いながら。






…余談だけど……


こうやってね
ただベッドの上で

ゴロゴロ
ころがってるベクが

どんだけ可愛いか……

わかります!!???!?/////







………いやいや、しっかりしろ俺ッ!!



今夜の目的は別にあるんだ!!!










「ベク…」




ころがってるベクの上に
いきなりまたがって

ベクを仰向けにする。





「……チャニョ…////」




ベクが俺の名前を言い終わる前に


可愛い口を塞ぐように
キスをした。







どんどん深くして

ベクを求めれば……

ベクも必死で応えてくれる……












「っはぁ……///チャニョリ…」






「ねぇベク……今日はさ…

コレつけてくんない……?」






……一世一代の大勝負!


例のうさ耳を取り出す。









……目に
はいるやいなや

ベクの顔が紅くなるのがわかった。





「なに…!!?////コレどーしたの!!?」





「ベクに絶対似合うと思って♡

今日は
コレ着けてエッチしよ?♡」







そう…俺が
このうさ耳を買ったのは
他でもない……


ベクに着けてもらって

愉しい夜をさらに愉しくするため!!!!!





だって
絶対似合うと思わない!!??




ありえなく可愛くなると
宣言できるんですけどっ!!









「…イヤっ!////ムリっ!!////」




「なんでぇ〜?」




「恥ずかしすぎて死んじゃう!////」






ふふーん♪


ギョンスもボヤいてたみたいに
ベクが一筋縄ではいかないことくらい

俺だって予定範囲内だもんね!









「ふーん、つけてくんないの?

そっか……

…なら今日はエッチしない!!」







「え…」




ベクが戸惑った顔で俺を見る。








ーーーーさっき俺が
あれだけ深いキスをしたのは

ベクは深いキスをすれば
身体があつくなって

ガマンできなくなるってことを
知っているから。





ちょっとズルい気もしなくはないけど……





ごめんね、ベク……

俺はどうしても



うさ耳ベクとエッチしたいんだぁッッッ!!!!!!!










「…っ…チャニョリのイジワル…

僕がガマンできないこと……
知ってるクセにっ/////」





そう言って

俺からうさ耳を奪う。






「うぅっ…マジかよぉ…/////」




下を向いて

顔を真っ紅にしながら
ゆっくり頭に
可愛い耳をつける。











「もう…ほんとに死んじゃうよぉ……っ/////」





……イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!!

マジで想像以上!!!!!


コレはヤバすぎ!!!!!!//////



うさ耳をセレクトした
過去の俺、
グッジョブ!!!!!!







ベクがあまりの恥ずかしさで

顔を真っ紅にしながら
瞳を潤ませている。





「ベク!!!
可愛いすぎ!!!!

写メってイイ!!?」





「〜っ////…もう知らないっ////

好きにすれば!?」







もうこれは記憶の中だけに
とっておくには
もったいない。



画像として未来に残す!!!!!













「何枚とってるのっ////

もういいでしょっ!?////」




「ええーっ!あと30枚だけ…」



「もういやっ!おしまいっ!!」




ベクが俺のケータイを取り上げて
枕元に置く。







そしてうつむいて言う。


「………っ、あんまり…
じらさないでよっ…

ガマンできないから…////」





「そんなに
ベクは俺と……

何がしたいんだっけ…?」




可愛いうさ耳ベクちゃんに
あえてわざと聞く。





「わかってるクセにぃっ////」





「うん、わかってる」






「〜っ////…えっちしたいのぉっ/////」







ぷっつん。





うさ耳ベクのこのセリフの
破壊力……



俺の中の自主規制のための神経が切れた。







ベクを勢いよく押し倒して……




「ベク……脱がすね……?」








ーーーーーーーー







翌朝………


「おはよーっ」


ぞくぞくとみんなが
ダイニングに集まっていく。


そんな中
俺は
重い身体を引きずっていた。







ーーーーしまった…



やりすぎた………。



ありえないくらいに
身体がだるい……




ベクにいたっては
まだ疲れが取れず

ベッドで眠ったままだ。








「お…おはよ……」


「何チャニョル…どーしたの?

すごい疲れてるけど……」


スホヒョンが聞いてくるが
正直に答えるわけにもいかず…

笑ってごまかす。









………だって…


裸のうさ耳ベクが
可愛すぎだったんだってばあっ!!!!!!





白くてふわふわの耳が
ベクの白くて綺麗な肌に

スゴく合ってて!!!!!!



それで喘ぐ姿が可愛いすぎて!!!!!!!






……何も着けてないより

何かひとつ着けていた方が
エロいってゆーのは

本当だと確信した……。







それで昨日は
いつも多くても3回なのに

4,5回交えてしまったから
この始末……。






ベクが予想以上に
スゴく可愛かったから
いけないんだあっ!!!!!!!









みんなに朝食を準備した
ギョンスが

俺に
耳元で通りすがりに
小声で言う。







「だから言ったのに……

あんなモノつけさせて
自己制御なんてできるわけないでしょ……?」










……うさ耳ベクの威力と

ギョンスのボヤきは


ナメてはいけないと


朝から悟った
俺なのでした………。








Fin.

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